「友達がやっている弾き方がわからない!」
「ギターのテクニックって、いくつあるのだろう?」
そんなことを思った経験はありませんか。
ギターテクニックの名前と弾き方がわかれば、今よりも上達すること間違いなし!
個人の意見です(^_^;)
そこでこの記事では、知っておきたい31のギターテクニックを一覧にしました。
ぜひ参考にしてください。
もくじ
- 1 ギターのテクニック一覧【セレクト31】
- 1.1 ストローク
- 1.2 カッティング
- 1.3 ブラッシング
- 1.4 アルペジオ
- 1.5 スリーフィンガー
- 1.6 オルタネイトピッキング
- 1.7 ハンマリング・オン
- 1.8 プリング・オフ
- 1.9 トリル
- 1.10 ブリッジミュート
- 1.11 ハーモニクス
- 1.12 ピッキング・ハーモニクス
- 1.13 タッピング・ハーモニクス
- 1.14 チョーキング
- 1.15 ユニゾン・チョーキング
- 1.16 ビブラート
- 1.17 スライド
- 1.18 グリス(グリッサンド)
- 1.19 タッピング奏法
- 1.20 クイックアルペジオ
- 1.21 ボトルネック奏法
- 1.22 チキンピッキング
- 1.23 アーミング奏法
- 1.24 ピックスクラッチ奏法
- 1.25 ネックベンド奏法
- 1.26 バイオリン奏法
- 1.27 オクターブ奏法
- 1.28 チョップ奏法
- 1.29 スウィープ奏法(エコノミーピッキング)
- 1.30 ペダルポイント
- 1.31 クリシェ
- 2 まとめ:ギターの奏法・テクニック一覧!知っておきたいセレクト31
ギターのテクニック一覧【セレクト31】
ストローク
ストロークは、ギターの最も基本的な演奏法です。
左手でコードを押さえ、右手で弦を「ジャカ・ジャカ」とはじく弾き方です。
リズムによって、8ビートストロークや16ビートストロークがあります。
カッティング
カッティングとは、音を短く切る演奏法のことです。
弦をはじいて出した音を、ミュートのテクニックを使ってパッと消します。
リズミカルな演奏をするために、無くてはならないテクニックです。
ブラッシング
ブラッシングとは、ミュートされた弦をピッキングする演奏法です。
音が出ないようにミュートされた弦をピッキングすることで、音程感のない太鼓のような音を出すことができます。
そのため、カッティングと一緒に行うと、ギターなのにドラムやパーカッションのようなリズム感のある演奏が可能になります。
アルペジオ
アルペジオは、複数の弦をジャラーンと鳴らす弾き方ではなく、1本ずつ弦を弾いて音を出す弾き方です。
和音を分けて鳴らすので「分散和音」といいます。
アルペジオもストロークと同様に、ギターの基本的な演奏法です。
スリーフィンガー
スリーフィンガーは、その名の通り3本の指を使って行う16ビートのアルペジオです。
3本の指は、親指・人差し指・中指です。
跳ねるようなリズムのアルペジオをスリーフィンガーというので、薬指も使って4本の指で弾いてもスリーフィンガーといいます。
オルタネイトピッキング
オルタネイトピッキングは、ダウンピッキングとアップピッキングを交互に繰り返す演奏法です。
安定したリズムを刻むために、弦をはじかないときでもダウンとアップの上下動を繰り返します。
ハンマリング・オン
ハンマリング・オンは、ピッキングした弦を左手の指で上から叩く演奏法です。
叩いて出した音は、ピッキングをしていないので、なめらかにつながります。
ハンマリング・オンは、単にハンマリングといわれることもあります。
プリング・オフ
プリング・オフとは、ギターの弦を押さえて右手でピッキングした後に、押さえていた指で弦を引っ掻いて音を出す演奏法です。
ハンマリング・オンと一緒に行うと、なめらかに音がつながります。
プリング・オフは、単にプリングといわれることもあります。
トリル
トリルは、ハンマリング・オンとプリング・オフを高速に繰り返す演奏法です。
2つの音が交互に鳴るので、音が揺れているような効果を表現することができます。
ブリッジミュート
ブリッジミュートは、右手の小指球をサドルの上にのせて、半分だけ音を出す演奏テクニックです。
太く重厚なサウンドになるので、ロックなどの伴奏でよく使われます。
ブリッジミュートは、パームミュートと呼ばれることもあります。
ハーモニクス
ハーモニクスは、基準となる音よりも高い音(倍音)を出すギターの演奏法です。
弦長の1/2、1/3、1/4の位置で軽く弦に触れた状態でピッキングすることにより、ハーモニクス音が鳴ります。
これをナチュラル・ハーモニクスといいます。
ピッキング・ハーモニクス
ピッキング・ハーモニクスは、ピックを持っている親指の側面を弦に当てながらピッキングすることで、金属的な甲高い音を出す演奏法です。
エレキの歪んだ音でギターソロを弾くときによく使われます。
タッピング・ハーモニクス
タッピング・ハーモニクスは、ナチュラル・ハーモニクスが出るフレットの上を、右手の指で叩くことによりハーモニクス音を出す演奏法です。
アコギのソロギター演奏でよく使われます。
チョーキング
チョーキングは、押さえている弦を押し上げて、鳴らしている音の高さを上げる演奏法です。
日本では「チョーキング」といいますが、外国では「ベンド」や「ベンディング」といわれています。
アコギでも行いますが、エレキのギターソロでよく使われるテクニックです。
ユニゾン・チョーキング
ユニゾン・チョーキングは、高さの違う2つの音を鳴らした後、片方をチョーキングすることで同じ高さにする演奏法です。
音程のずれによる独特のうなりが魅力的です。
ビブラート
ビブラートは、音の高さを上げたり下げたりして、音の揺らぎをつくる演奏法です。
弦を押さえている指を、縦に動かすのか横に動かすのかによって、ニュアンスが変わります。
縦に動かす方法はアコギやエレキで、横に動かす方法はクラシックギターでよく行われます。
スライド
スライドは、ピッキングして音を鳴らした後に、弦を押さえている指を滑らせてピッチを変えていく演奏法です。
ピッチを上げていくスライド・アップと、ピッチを下げていくスライド・ダウンがあります。
グリス(グリッサンド)
グリスは、スライドと同じように、弦を押さえている指を滑らせてピッチを変えていく演奏法です。
スライドとの違いは、始めの音、または終わりの音が決まっていないところです。
グリスは、グリッサンドともいいます。
タッピング奏法
タッピング奏法は、右手の指を使い指板上の弦を叩いて音を出す演奏法です。
右手で音を出すので、ライトハンド奏法ともいわれます。
エレキの超速弾きを可能にするテクニックです。
クイックアルペジオ
クイックアルペジオは、指弾きのアルペジオでありながら、ダウンストロークのような響きを奏でる演奏法です。
単純なアルペジオやメロディーも、クイックアルペジオを効果的に使うと、聞く人を引きつけます。
ボトルネック奏法
ボトルネック奏法は、スライドバーという棒を使ってギターを弾く演奏法です。
そのため、スライドギターともいわれます。
独特な枯れたサウンドが、哀愁を漂わせます。
チキンピッキング
チキンピッキングは、ピックと指、両方使って弦をはじく演奏法です。
「ピック弾き」と「指弾き」という異なるピッキングを組み合わせていることから、ハイブリッドピッキングともいわれます。
弦飛びフレーズが弾きやすくなるなど、多くのメリットがあります。
アーミング奏法
アーミング奏法は、エレキギターのボディから飛び出している棒(アーム)を動かしてピッチを変える演奏法です。
アームの上下動により、ピッチを下げるアームダウン、ピッチを上げるアームアップがあります。
その他、コオロギの鳴き声に似ている音を出すクリケット奏法という特殊奏法もできます。
ピックスクラッチ奏法
ピックスクラッチ奏法は、巻き弦にピックをこすり当てて音を出す演奏法です。
主に歪んだ音のエレキギターで行います。
ジェット機が飛んでいくような音を出すことができます。
ネックベンド奏法
ネックベンド奏法は、ネックを曲げてピッチを変える演奏法です。
ギターのボディとネックに反対方向の力を加え、ネックを反らせることでピッチを変化させます。
ギターの構え方が突然変わるので、ライブなどで目立ちます。
加える力が強すぎるとギターにダメージを与えるので、注意が必要です。
バイオリン奏法
バイオリン奏法は、エレクトリックギターの演奏法です。
ギターのボリュームを0にした状態で弦をピッキングし、その直後にボリュームを上げ、音がフワーッとわき出てくるようにします。
弓で弦を振動させるバイオリンのようなサウンドになります。
オクターブ奏法
オクターブ奏法は、1オクターブ離れた2つの音を同時に弾く演奏法です。
高低差のある2音が響くので、単音よりも音に厚みが増します。
チョップ奏法
チョップ奏法は、目的の音を鳴らす前に弦をミュートしたブラッシング音を出す演奏法です。
ブラッシングのスピードを調節することにより、発音のタイミングをずらすことができるので、哀愁や悲しみ、怒りなどの感情を表現することができます。
エレキの歪んだ音でギターソロを弾くときによく使われます。
チョップ奏法は、チョッピングともいいます。
スウィープ奏法(エコノミーピッキング)
スウィープ奏法は、エコノミーピッキングというテクニックを使った演奏法です。
エコノミーピッキングとは、オルタネイトピッキングと違って、ダウン・ダウンとかアップ・アップというように、同じ方向のピッキングを連続して行うテクニックです。
このエコノミーピッキングを高速に行うのがスウィープ奏法です。
ペダルポイント
ペダルポイントは、コードが変わっても一部の音を鳴らし続ける演奏法です。
コードが変化しても同じ音が鳴り続けているので、単純にコードが変わったときとは違って、音の広がりが感じられるようになります。
フレーズによってはコードの構成音とは異なる音が鳴るので、その部分だけを聞くと違和感を感じますが、前後の流れの中ではこの不協和音が快感になります。
クリシェ
クリシェは、同じコードを鳴らしているときに、一部の音だけを変化させていく演奏法です。
1つの音だけを変化させるクリシェをメロディック・クリシェ、2音以上を変化させるクリシェをハーモニック・クリシェといいます。
まとめ:ギターの奏法・テクニック一覧!知っておきたいセレクト31
ここまで、ギターのテクニック一覧!知っておきたい「セレクト31」を紹介しました。
ギターテクニックの名前と弾き方を知ることで、上達のスピードが上がります。
気になったテクニックに挑戦して、レベルアップを目指しましょう。
この記事があなたの一助になれば幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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