ギターを始めるにはアコギとエレキ、どちらがいいのでしょうか?
私の経験から、ギターはアコギから始めることを強くオススメします。
なぜならば、アコギから始めると、いいことがたくさんあるからです。
そこでこの記事では、アコギからギターを始める圧倒的なメリットについて解説します。
ぜひ最後までお読みください。
アコギとエレキの違いがわからない方は、まず一番下の「アコギとエレキとエレアコとは」を読んでから本解説をお読みください。
もくじ
ギターを始めるならアコギから
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ギターを始めるなら、アコギです。
アコギからギターを始めるメリットは5つあります。
- アコギなら、一人で練習できる
- アコギなら、他の機材がいらない
- アコギなら、弾きながら歌が歌える
- アコギなら、エレキギターも弾けるようになる
- アコギなら、ベースギターも弾けるようになる
もちろんエレキから始めるメリットもありますが、アコギから始めるメリットは圧倒的です。
そこでここからは、アコギから始める5つのメリットを解説していきます。
1. アコギなら、一人で練習できる
アコギは、一人で練習できます。
エレキは、バンドの中の1つのパートとして、ドラムやベース、キーボードなど他のパートと合わせることが多い楽器です。
もちろんアコギもバンドの中で演奏されることがありますが、歌を歌いながらギターを弾く「弾き語り」や、ギター1本でメロディーや伴奏を演奏してしまう「ソロギター」としても演奏されます。
つまり、アコギは他の楽器と合わせなくても演奏が成立するのです。
このように、他のメンバーがいなくても練習できるアコギは、ギターを始めるのに適しています。
2. アコギなら、他の機材がいらない
アコギは、弦をはじけば生音が響くので、他の機材が必要ありません。
エレキは、ギターの他にアンプという音を増幅させる機材や、エレキとアンプを接続するシールドケーブル、そして電源が最低限必要になります。
そのため、エレキの練習を始めるためには、ギターとアンプをケーブルでつないで、アンプに電源を入れなければなりません。場所を移動して練習するためには、全ての機材も移動させる必要があります。
これに対してアコギなら、ギターだけ持っていけばどこでも練習できます。
このように、練習のために他の機材がいらない点で、アコギはギターを始めるのに適しています。
3. アコギなら、弾きながら歌が歌える
アコギは、ギターを弾きながら歌を歌う「弾き語り」に適した楽器です。
インストゥルメンタルという歌の無い音楽もありますが、やはり音楽といえば歌です。
もちろん、エレキでも弾き語りはできます。しかし、アコギの音色の方が弾き語りに適しているのです。
プロのミュージシャンも路上で歌っているミュージシャンも、弾き語りではアコギを使っているのがその証拠です。
アコギは、歌を歌いながら弾くことができる点でも、ギターを始めるのに適しているのです。
4. アコギなら、エレキギターも弾けるようになる
アコギが弾けると、エレキも弾けるようになります。
なぜならば、アコギもエレキも弦が6本で、同じ音程でチューニングされているからです。
そのため、エレキでもアコギと同じように弦を押さえれば、同じ和音が鳴ります。つまり、弾き方は同じだということです。
それならば、エレキから始めてもいいのではないかと思うかも知れません。
しかし、エレキしか弾いたことがない人がアコギを弾くと、弦を押さえるのに苦労することになります。エレキよりもアコギの方が、弦の張りが強いからです。当然、弦を押さえる指先が痛くなります。
このように、アコギが弾ければ楽にエレキに移行できることも、アコギでギターを始めるのがいい理由です。
5. アコギなら、ベースギターも弾けるようになる
アコギが弾けると、ベースも弾けるようになります。
なぜならば、アコギの太い方の弦4本は、ベースの4本の弦と同じ音名でチューニングされているからです。具体的には、一番太い弦から「ミ・ラ・レ・ソ」です。
実際には、ベースはアコギよりも1オクターブ低い音ですが、各弦の音名は同じです。
そのため、アコギが弾けると、ベースも弾くことができるのです。
しかし、ベースが弾けてもアコギは弾けません。なぜならば、アコギでは和音(コード)を弾きますが、ベースの基本は単音弾きなので和音を弾かないからです。
アコギならベースと同じように単音も弾くので、ベースのフレーズも弾くことができます。
このように、アコギが弾ければベースも弾けるという点でも、アコギでギターを始めるのがいい理由です。
アコギとエレキとエレアコとは
ギターには、アコギとエレキとエレアコという3つのタイプがあります。
どのようなギターなのかを簡単に解説します。
アコギとは
アコギとは、電気を使って音を増幅しないアコースティック・ギターのことです。
アコースティック・ギターには、フォーク・ギターとクラシック・ギターがありますが、アコギはフォーク・ギターのことです。クラシック・ギターは、アコギに対してクラギと呼ばれます。
アコギとクラギの違いは、アコースティックのフォークギターとクラシックギター!違いを解説をご覧ください。
![ギターを始めるならアコギから アコースティック・ギター](https://canrunlife.com/wp-content/uploads/2022/06/guitar-start-acoustic-guitar-01.jpeg)
エレキとは
エレキとは、電気を使って音を増幅するエレクトリック・ギターのことです。
エレクトリック・ギターには、ボディに空洞があるタイプと空洞が無いタイプがありますが、どちらもエレキギターと呼ばれます。
![ギターを始めるならアコギから エレクトリック・ギター](https://canrunlife.com/wp-content/uploads/2022/06/guitar-start-acoustic-guitar-02.jpeg)
エレアコとは
エレアコとは、エレクトリック・アコースティック・ギターのことです。
エレアコは、エレキと同様にアンプで音を出すことができますが、アコギのようにアンプを使わなくても音が出ます。張られている弦はアコギと同じなので、弾き方もアコギと同じです。
![ギターを始めるならアコギから エレクトリック・アコースティック・ギター](https://canrunlife.com/wp-content/uploads/2022/06/guitar-start-acoustic-guitar-03.jpeg)
まとめ:ギターを始めるならアコギから!圧倒的な5つのメリット
ここまで、ギターを始めるならアコギがいい理由を、5つの圧倒的なメリットを挙げて解説してきました。
ギターを始めるならアコギから
1. アコギなら、一人で練習できる
2. アコギなら、他の機材がいらない
3. アコギなら、弾きながら歌が歌える
4. アコギなら、エレキギターも弾けるようになる
5. アコギなら、ベースギターも弾けるようになる
アコギとエレキとエレアコとは
アコギとは
エレキとは
エレアコとは
ギターを始めるならアコギがいいことが、おわかりいただけたと思います。
私のギターブログ「ミドルシニアのギターサークル ▼ K on Pick」では、これからギターを始める方に向けて有用な記事を多数用意してあります。ぜひ参考にしてみてください。
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あなたのギターライフが素晴らしいものになることを願っています。
この記事があなたの一助になれば幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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