ギター初心者のための音楽用語事典【ヤ行】

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ギター初心者の皆さん、こんなことで悩んでいませんか?

・楽譜が読めなくて、曲を弾けない…
・演奏がワンパターンで、つまらない…
・自分の表現したい音がうまく出せない…

 これらの悩みを抱えているなら、この音楽用語事典が必ず役に立ちます。

 ギター歴50年の私は、現在、街のギター教室とオンラインのギター教室で講師をしています。

 そんな私が、常々、生徒さんにやっている指導があります。

 それは、ギター用語とギターのテクニックをつなげることです。

 たとえば、指導の際に、次のようなことを言います。

・ここはカッティングとブラッシングで弾こう。
・ブリッジミュートをすると重厚感が増すよ。
・調号のシャープが2個だからキーはDだね。

 ここで使った音楽用語がわからない生徒さんは、何を言われているのか理解できないので、首をかしげてしまいます。

 そのようなときは、その場で、ゆっくりていねいにわかるまで解説します。

 ここで生徒さんが理解できれば、次の指導がスムーズに進むので、上達が早まるからです。
 
 
 この経験から私は、「ギターを弾くために必要な音楽用語集があれば、ギター初心者でも効率よく学習や練習ができる」ということに気づきました。

 そこで、これだけは必要だといえる約280の音楽用語を解説した音楽用語事典を作成しました。

 説明に要した文字数は、実に16万5000文字以上の大ボリュームです。
 
 
 音楽用語事典を使うことで、次のようなメリットが得られます。

・楽譜がスラスラ読めるようになる。
・ギター演奏の表現力がアップする。
・自分の表現したい音が出せるようになる。

 さあ、ギター上達への第一歩を踏み出しましょう!

ヤマハ

 ヤマハとは、日本の大手楽器メーカーであり、ギターをはじめとする多くの楽器を製造していることで知られています。

 ヤマハのギターは、初心者からプロフェッショナルまで幅広いユーザーに支持されており、その品質の高さと手頃な価格で人気があります。

 特に、ヤマハのアコースティックギターの中でも、FGシリーズは初心者から上級者まで幅広く愛用されています。

 FGシリーズは、豊かな音量とバランスの良い音質を持ち、耐久性にも優れているため、長く使い続けることができます。

 ヤマハのギターは、エントリーモデルからハイエンドモデルまで、様々なニーズに応える製品ラインナップを持っています。

 初心者の方には、弾きやすさとコストパフォーマンスを考慮したモデルがおすすめです。

 また、ヤマハは音楽教室も運営しており、ギターを始めたばかりの方にも安心のサポート体制が整っています。

 ヤマハのギターを選ぶ際には、自分の演奏スタイルや好みの音色、予算に合わせて選ぶことが大切です。

 店頭やオンラインで情報を集め、試奏をしてみることをおすすめします。

 ヤマハのギターは、初心者の方がギターの楽しさを発見し、上達していくための良い選択肢となるでしょう。

 どうぞ、ギター選びを楽しんでください。

ユニゾン

 音楽用語でのユニゾンは、文字通り「ひとつの音(uni-)」を意味し、複数の楽器や声が同じピッチの音を同時に演奏することを指します。

 ギターにおいては、特に2つの異なる弦で同じ音を出すことを指すことが多いです。

 例えば、ギターでユニゾンを演奏する場合、ひとつの弦でフレットを押さえた音と、別の弦のオープン弦(押さえずに弾く弦)が同じピッチになるように調整して演奏します。

 これにより、同じ音が重なり合い、より豊かで厚みのあるサウンドを生み出すことができます。

 また、ギターのテクニックとして、ユニゾンチョーキングがあります。

 これは、隣り合う2本の弦を使って、片方の弦をチョーキング(弦を押し上げてピッチを上げるテクニック)しながら、もう片方の弦をそのままのピッチで鳴らし、最終的に2つの弦が同じピッチになるように演奏する方法です。

 このテクニックは、ロックギターでよく使われる効果的な演出で、力強くエモーショナルなサウンドを作り出します。

 初心者の方がユニゾンを練習する際には、まずは簡単な曲やフレーズでユニゾンがどのように使われているかを聴いてみると良いでしょう。

 そして、実際にギターを手に取り、簡単なユニゾンから始めてみてください。

 練習を重ねることで、より複雑なユニゾンの演奏にも挑戦できるようになります。

ユニゾンチョーキング

 ユニゾンチョーキングは、ギターの演奏技法の一つで、特にロックギターでよく使われます。

 ユニゾンチョーキングは、2本の異なる弦を同時に鳴らし、そのうちの1本をチョーキング(弦を押し上げて音程を変える技法)することで、2本の弦から出る音を同じ高さにする技法です。

しかし、2つの音が完全に一致してしまうと、音程の違いによる独特のうなりは消えてしまいます。

 そこで、チョーキングする弦の引き上げ方を調整して微妙なズレを発生させ、叫びのような響きをつくります。

<ユニゾンチョーキングのやり方>

 ユニゾンチョーキングでは、2本の弦を使います。

 具体的には、1弦と2弦、または2弦と3弦を使います。

 2本の弦を同時にピッキングしますが、細い弦はそのままの音、太い弦は1音チョーキングして細い弦の高さに近づけます。

 チョーキングして音程を上げていく途中で独特のうなりが発生するので、音程を上げる速さや高さを調整し、ねらった音の響きをつくっていきます。

<ユニゾンチョーキングのコツ>

 ユニゾンチョーキングを上手に行うためには、音程を聞き取る力と単音チョーキングのコツが必要です。

 音程を正しく聞き取る力がなければ、目的の音程まで弦を引き上げることはできません。

 また、単音チョーキングができなければ、ユニゾンチョーキングもできません。

 ユニゾンチョーキングは、ギターでしか表現できない独特のサウンドを奏でることができます。

 ぜひ挑戦して、マスターしてください。

 詳細説明はコチラ

ヨーロピアン

 ヨーロピアンというギター用語は、ヨーロッパ産の木材を指すことが多く、特にギター製作において使用される木材の種類や品質を表す際に使われます。

 例えば、ヨーロピアン・スプルースは、ギターのトップ材としてよく使用されるスプルースの一種で、マツ科トウヒ属の常緑針葉樹です。

 この木材は、強度が高く、軽量で振動伝達に優れているため、音響特性が良く、ギターの音色に深みと豊かな響きを与えます。

 また、ヨーロピアンという言葉は、レースウッドと呼ばれる木材にも関連しています。

 レースウッドは、ヨーロッパ全域で見られるヨーロピアンプレーンという木から取られる木材で、美しいレースのような杢目が特徴です。

 この杢目は、木の中で柾目面に斑点のような放射組織によってできた斑紋杢と呼ばれ、装飾性が高いため、高級家具やギターのトップ材などに用いられます。

 ギター初心者の方にとっては、これらの用語が示す木材の特性を理解することで、ギターの音色や演奏性にどのような影響を与えるかを知ることができます。

 ヨーロピアンの木材を使用したギターは、クラシックから現代的なスタイルまで幅広い音楽ジャンルに適しており、美しい見た目と優れた音響特性を兼ね備えています。

 ギター選びの際には、これらの特性を考慮に入れて、自分の好みに合ったギターを選ぶと良いでしょう。

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