座ってギターを弾く正しい姿勢と構え方!5つのポイント

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座ってギターを弾く正しい姿勢と構え方 アイキャッチ画像

自宅でギターの練習をするときは、椅子に座っていると思います。

ギターを上手に弾くためには、椅子に座っているときの姿勢と構え方は重要です。

そこでこの記事では、椅子に座ってギターを弾くときの正しい姿勢正しいギターの構え方を解説します。

どうぞ最後までお読みください。

座ってギターを弾くときの正しい姿勢と正しいギターの構え方

椅子に座ってギターを弾くときには、正しい姿勢に気をつけましょう。

正しい姿勢でギターを構えると、ギターが弾きやすくなるので上達が早まります。

演奏性を高める正しい姿勢には、次の5つのポイントがあります。

1. 椅子の種類

2. 椅子の腰掛け方

3. 背筋の伸ばし方

4. 足の位置

5. ギターの構え方

それぞれ解説します。

椅子の種類

ギターを弾くのに適した椅子は、次の5つの観点で選びましょう。

(1)安定していて、グラグラしないもの

座ってギターを弾く正しい姿勢と構え方 椅子の種類1

ギターを弾くときに使う椅子は、しっかりと安定したものを選びましょう。

(2)肘掛けが無く、ギターが抱えやすいもの

座ってギターを弾く正しい姿勢と構え方 椅子の種類2

肘掛けがある椅子は、ギターを抱えるのに邪魔になります。

ギターを弾くときに使う椅子は、肘掛けの無いものを選びましょう。

(3)座面が平らで、くぼんでいないもの

座ってギターを弾く正しい姿勢と構え方 椅子の種類3

座面がくぼんだ椅子は、背中が曲がってしまうので、ギターが弾きづらくなります。

ギターを弾くときに使う椅子は、座面が平らなものを選びましょう。

(4)座っているときにギシギシと音がしないもの

座ってギターを弾く正しい姿勢と構え方 椅子の種類4

座っているときにギシギシと音がする椅子は、演奏の邪魔になります。

練習なら大きな問題にはなりませんが、ライブでは余計な音が出て困ります。

そのため、できるだけ無駄な音がしない椅子を選びましょう。

(5)座ったときの膝の角度が、90度くらいになる高さのもの

座ってギターを弾く正しい姿勢と構え方 椅子の種類5

椅子が高過ぎると、膝が伸びてしまうので、ギターを構えづらくなります。

また、椅子が低過ぎると、ギターを抱えたときに猫背になってしまいます。

ギターを弾くときに使う椅子は、座ったときに膝の角度が90度ぐらいになるものを選びましょう。

椅子の腰掛け方

椅子には浅く腰掛けます。

座ってギターを弾く正しい姿勢と構え方 腰掛け方

背もたれに背中をつけると、背中が曲がってしまうので、ギターが弾きづらくなります。

また、背中を曲げた状態で長時間ギターを弾くと、肩がこったり背中が痛くなったりします。

背もたれがある椅子の場合でも、浅く腰掛け、背中を背もたれにつけないようにしましょう。

背筋の伸ばし方

座ってギターを演奏する際には、椅子に浅く座り、背筋を伸ばすことが重要です。

背筋を伸ばすといっても、直立不動のように胸を張ってはいけません。

胸を張ってしまうとギターが抱えづらくなります。

背中よりも骨盤の角度を意識しましょう。

骨盤を後ろに傾けるのではなく、立てる感じです。

座ってギターを弾く正しい姿勢と構え方 背筋の伸ばし方

骨盤を立てることで、上半身が自由に動かせるようになるので、ギターが弾きやすくなります。

また、背骨の形が自然になるので、疲労も防ぐことができます。

足の位置

座ってギターを演奏する際には、足の位置も重要です。

しっかりと足を床につけ、体重を均等に分散させることで、安定した姿勢を維持することができます。

座ってギターを弾く正しい姿勢と構え方 足の位置1

フットスタンドや台を使用することで、ギターを適切な高さに保ち、足や膝への負担を軽減することもできます。

座ってギターを弾く正しい姿勢と構え方 足の位置2

足の位置に注意することで、安定感のある姿勢がとれるので、疲労の軽減にもつながります。

ギターの構え方

椅子に座ってギターを演奏するときには、次の3つのことを意識してギターを構えるようにしましょう。

(1)ネックを前に出して構える

椅子に座ってギターを演奏するときには、ギターのネックを前に出すように構えましょう。

このように構えると、左手が自由に動くようになります。

また、緑色の矢印のように、弦に加える力の方向も良くなります。

座ってギターを弾く正しい姿勢と構え方 ネックを前に出して構える1

下のイラストのように、ネックを手前に引いて構えると、左手が自由に動かなくなります。

また、弦を抑える力の方向が赤色の矢印のようになるので、音を出すために余計な力を使うようになります。

座ってギターを弾く正しい姿勢と構え方 ネックを前に出して構える2

(2)ヘッドを少し上げて構える

椅子に座ってギターを演奏するときには、ギターのヘッドを少し上げて構えるようにします。

その方が、左手が自由に動くようになるからです。

また、ヘッドを上げると右手と弦の角度が良くなり、ピッキングしやすくなるため、キレイな音が出せるようになります。

このように、ヘッドを少し上げて構えると、弾きやすくなるだけでなく、音色も良くなります。

座ってギターを弾く正しい姿勢と構え方 ヘッドを少し上げて構える1

下のイラストのようにギターのヘッドを下げると、左手が遠くなるので弦を押さえることが難しくなります。

また、右手と弦の角度も悪くなるので、ピッキングがやりにくくなります。

座ってギターを弾く正しい姿勢と構え方 ヘッドを少し上げて構える2

(3)ギターを上向きにしない

椅子に座ってギターを演奏するときには、ギターは上向きに構えません。

なぜならば、左手首の角度がきつくなるので、弦を押さえにくくなるからです。

座ってギターを弾く正しい姿勢と構え方 ギターを上向きにしない

コードの押さえ方が正しいかどうかを確認するために、ついついギターを上向きにしたくなるのですが、音を出すときはギターを立てるようにしましょう。

その方が、左手が自由に動かせるようになるので、結果的に上達が早くなります。

まとめ:座ってギターを弾く正しい姿勢と構え方!5つのポイント

ここまで、椅子に座ってギターを弾くときの正しい姿勢と正しいギターの構え方について解説してきました。

  1. 椅子の種類
  2. 椅子の腰掛け方
  3. 背筋の伸ばし方
  4. 足の位置
  5. ギターの構え方

自宅でギターを練習するときは、椅子に座っていると思います。

効率よく上達するために、この5つのポイントをおさえておきましょう。

この記事があなたの一助になれば幸いです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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