ギター初心者にとって、モチベーションの維持は死活問題です。
なぜならば、まだ自由に弾けるようになっていない段階でモチベーションが下がってしまったら、もう挫折するしか道は残されていないからです。
では、モチベーションを維持するにはどうしたらいいのでしょうか?
そこでこの記事では、ギター初心者がモチベーションを維持するために有効な10の方法を紹介します。
これらの方法を取り入れることで、ギターの練習に対する意欲を高め、効率的に上達を目指すことができます。
ぜひ参考にして、ギターの練習を楽しみながら続けていきましょう!
もくじ
モチベーション維持術
ギターを始めたばかりの初心者の皆さんは、練習のモチベーションを保つのに苦労することがあるかもしれません。
なぜならば、いくら練習しても上達を感じられないばかりか、指先が痛くなったり肩や背中が凝ったりするからです。
しかし、そのような困難を乗り越えて、楽しくギターを続けるための方法があります。
それを『モチベーション維持術』と呼びましょう。
ここからは、私が推奨する10個のモチベーション維持術を紹介します。
目標を立てる
ギターの上達には目標が必要です。
短期目標と長期目標を立て、達成するたびに自分を褒めましょう。
そのために、目標を紙に書いて壁に貼ったり、スマホの待ち受け画面にしたりして、いつでも見えるようにしておきます。
目標がクリアになると、モチベーションもアップします。
例えば、次のような目標は有効です。
・1か月で○○の曲を弾けるようにする
・1週間で○○のテクニックをマスターする
目標を達成するために、毎日の練習時間や練習方法も工夫しましょう。
そうすれば自分の成長を感じることができるので、モチベーションが維持しやすくなります。
継続的な練習時間を確保する
ギターの練習は毎日コツコツと続けることが大切です。
ギターの練習は、工夫次第で「いつでも」「どこでも」できます。
練習を継続することができれば早く上達するので、モチベーションが維持できます。
例えば、次のような練習は有効です。
・通勤通学の時間にコード練習:メガネケースや自分の右手を指板代わりにして、左手でコードの形をつくる
・いつでもピッキング練習:ポケットにピックを入れておけば、いつでもピックを握る練習ができる
・練習のタイミング:就寝前や起床後、あるいは帰宅直後など、いつギターを弾くのかを決める
この3つの練習方法を私のギター教室の生徒さんに実際にやってもらったところ、劇的に上達したという感想をもらいました。
このように、練習方法を工夫すれば、「いつでも」「どこでも」ギターの練習ができます。
例え実際にギターを抱えていなくても、ギターを弾くイメージをもって何気なく練習するだけで上達が見込めます。
この練習方法は、ギター初心者には効果絶大です。
ぜひ実践してみてください。
楽しむことを忘れない
練習は努力が必要ですが、楽しむことも大切です。
好きな曲を弾いたり、友達と一緒に演奏したりすることで、モチベーションを保つことができます。
練習だけでなく、自分の進歩や成果を楽しむことも大事です。
自分が上達していく様子や、新しい曲をマスターした時の喜びを感じることで、練習へのやる気が維持できます。
楽しみながらギターに取り組むことで、継続的なモチベーションを持つことができるでしょう。
先輩ギタリストの演奏を聴く
自分の憧れるアーティストの演奏を聴くと、やる気がわきます。
上手な演奏を聴くことで、自分もあんな風に弾けるようになりたいという気持ちが湧いてきます。
音楽ストリーミングサービスやYouTubeなどを活用して、好きなギタリストの演奏を聴いてみましょう。
演奏技術や表現力に感動し、自分の目標に向かって励むことができます。
このように、すばらしい演奏を聴くことでも、自分のモチベーションを高めることができます。
ギター仲間と交流する
同じギターを始めた仲間と交流することで、刺激を受けることができます。
仲間と一緒に練習したり、情報を共有したりすることで、モチベーションを高めることができます。
ギターの教室やコミュニティ、SNSなどを通じて、ギター仲間を見つけてみましょう。
仲間と交流することで、新しい発見をしたり刺激を受けたりするので、モチベーションが向上します。
成果を実感する
練習の成果を実感することも大切です。
日々の練習では上達を実感することが難しいかもしれませんが、過去の自分の演奏動画を見ると、これまでの練習成果を確認することができます。
そのために、定期的に録音したり動画を撮影したりしておきましょう。
そして、モチベーションが下がったときに、自分の演奏を振り返ってみましょう。
きっと上達していることが実感できます。
苦手だったフレーズがスムーズに弾けるようになったり、キレイな音が出ていたりすることが確認できると、やる気もアップします。
過去の自分を振り返ることで成長を実感し、モチベーションを維持しましょう。
新しいことに挑戦する
同じ曲ばかり弾いていると、飽きてしまうこともあります。
新しい曲やちょっと難しいテクニックに挑戦することで、やる気を持続させましょう。
自分が興味のあるジャンルやアーティストの曲を探し、新しいテクニックや奏法に取り組むことで、自分の演奏スキルも向上します。
このように、ときには新しい課題に挑戦し、モチベーションを高めていきましょう。
ギターの歴史や背景を学ぶ
ギターには豊かな歴史や背景があります。
その歴史を学ぶことで、ギターへの興味や愛着が深まり、モチベーションも維持しやすくなります。
ギターの起源や様々なジャンルでの活躍、有名なギタリストのエピソードなどを調べてみましょう。
雑誌やウィキペディア(インターネット)などの情報源を活用して知識を深めることで、ギターへの情熱が燃え上がります。
また、ギターの歴史や文化に触れることで、新たな表現やアイデアが生まれるかもしれません。
教室やイベントに参加する
ギター教室やイベントに参加することで、他のギタリストと交流しましょう。
プロの生演奏を聴いたり、講習会に参加したりすることで、モチベーションが高まります。
教室では上手な先生から指導を受けることができ、自分の技術向上につながります。
また、イベントでは多くのギタリストが集まるため、刺激を受けることができます。
他の人の演奏を聴いたり、情報交換をしたりすることで、新たな視点やインスピレーションが得られるでしょう。
ギターを弾かない
モチベーション維持術の最終手段です。
あえてギターを弾かない!
意識的にギターを弾かないことで、モチベーションを高めます。
ギターを弾かないときには、自分がギターを始めようと思ったキッカケを思い出してみましょう。
・○○のように声を張り上げて「弾き語り」をやりたい
・○○のようにカッコよくギターソロを弾きたい など
きっと「ギターが弾きたい!」という気持ちがよみがえってくるはずです。
どうしてもモチベーションが上がらないときは、このような方法もあります。
ぜひ試してみてください。
まとめ:ギター初心者のモチベーション維持術!挫折する前にコレ
ここまで、ギター初心者がモチベーションを維持するために有効な10の方法を紹介してきました。
1 目標を立てる
2 継続的な練習時間を確保する
3 楽しむことを忘れない
4 先輩ギタリストの演奏を聴く
5 ギター仲間と交流する
6 成果を実感する
7 新しいことに挑戦する
8 ギターの歴史や背景を学ぶ
9 教室やイベントに参加する
10 ギターを弾かない
全てを実践する必要はありませんが、自分に合った方法があれば試してみてください。
きっとモチベーションが復活してくるはずです。
この記事があなたの一助になれば幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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