ギターで初めての音階ドレミ!写真・指板図・タブ譜で超簡単

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ギターを初めて手にした日、誰もが最初に弾きたいと思うのが「ドレミファソラシド」ですよね。

しかし、いざギターを前にすると、「どこを押さえればいいのかわからない」と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、ギター初心者でも迷うことなく、「ドレミファソラシド」を簡単にマスターできる方法を解説します。

写真、指板図、タブ譜の3つのツールを使って、わかりやすく丁寧に解説するので、初心者の方でも安心して練習することができます。

さらに、ちょっと欲張ってハイポジションでの「ドレミファソラシド」も解説しているので、レベルアップを目指したい方にもおすすめです。

ぜひ、この記事を参考に、ギターを楽しく演奏してください!

ギターで初めてのドレミを弾こう

初めての音階ドレミ アイキャッチ画像

ギターを初めて持ったら「ドレミファソラシド」が弾きたくなります。

ではさっそく、下の写真の通りに弾いてみてください。

まずは前半の「ド〜ファ」です。

初めての音階ドレミ 前半ド〜ファ

「3フレット」とは、ナット(ネックの一番左にある弦を支えている白い部品)から数えて3番目の金属の棒のことです。

「開放」とは、左指で弦を押さえない音、つまりナットの所で鳴る音です。

右手は、どの指で弾いても構いません。ピックを使ってもOKです。

つぎに後半の「ソ〜ド」を弾いてみましょう。

初めての音階ドレミ 後半ソ〜ド

どうでしたか、うまく弾けましたか。

これで、「ドレミファソラシド」を弾く目的は達成できましたね。

♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪

ちょっと確認をしてみましょう。

ギターの「ド」は、太い方から2番目の弦、5弦3フレットにありました。1オクターブ高い「ド」は、細い方から2番目の弦、2弦1フレットです。

ギターの音階には法則性があるのでしょうか・・? なんだか覚えるのが難しそうですね。

これから演奏する全ての曲に、上のような写真があればいいのでしょうが、そういうわけにもいきそうにありません。

そこで、今後いろいろな曲を弾くために、楽譜の見方を知っておきましょう。

ギターのための楽譜

音楽の楽譜といえば「五線譜」ですが、ギターにはギターのための楽譜があります。

もっとも一般的なギターの楽譜は「TAB(タブ)譜」です。

TAB譜の見方を知ろう

TAB譜は、弾く弦・押さえる場所・伸ばす長さを表したギター専用の楽譜です。

初めての音階ドレミ TAB譜の説明

この例では、五線譜の下にTAB譜があります。五線譜の一番左には「ト音記号」がありますが、TAB譜の一番左には、TAB譜だとわかるように「TAB」と書いてあります。

五線譜とTAB譜では横線の数が違います。五線譜の横線は5本ですが、TAB譜の横線は6本です。TAB譜の横線は、ギターの弦を表しています。

TAB譜では、横線の一番上が1弦、一番下が6弦に対応しています。

また、五線譜では丸い玉がありますが、TAB譜では数字が書いてあります。これは、左指で押さえる場所(フレット番号)です。

音の長さを表す符幹(ふかん:縦の線)は、五線譜と同じです。

初めての音階ドレミ TAB譜 符幹なし

五線譜が上にあるTAB譜では、音の長さを表す符幹がなく、数字だけのものもあります。

初めての音階ドレミ TAB譜 五線譜なし

五線譜がなくTAB譜だけのときは、必ず音の長さを表す符幹がついています。

TAB譜を見れば、どの弦の何フレットを押さえて、どれだけの長さで弾けばいいのかがわかります。

指板図の見方を知ろう

楽譜ではありませんが、指板図」というギター専用の図があります。

初めての音階ドレミ 指板図の説明

指板図は、左指で弦をおさえる指板(しばん:フィンガーボード)が図で表してあります。

指板図もTAB譜と同様に、一番上が1弦、一番下が6弦になっています。

指板図では、弾くタイミングや音の長さはわかりませんが、左指で押さえる指板上の位置がはっきりわかるので便利です。

楽譜を見ながらドレミを弾いてみよう

先ほど弾いた「ドレミファソラシド」を、TAB譜指板図、そして写真を見ながらもう一度弾いてみましょう。

【TAB譜】を見ながらドレミを弾こう

TAB譜を見ながら「ドレミファソラシド」を弾いてみましょう。

初めての音階ドレミ TAB譜 初め

初めてのTAB譜なので、ここでは「弦とフレット番号」の説明を加えました。

【指板図】を見ながらドレミを弾こう

指板図を見ながら、「ドレミファソラシド」を弾いてみましょう。

初めての音階ドレミ 指板図 初め

指板図では、音の長さと弾く順番はわかりません。今回は「ドレミファソラシド」なので「ド」から順番に弾けばいいですね。

押さえる指は、1フレットが人差し指、2フレットが中指、3フレットは薬指がベストです。今後のレベルアップのために、指使いも練習しましょう。

【写真】を見ながらドレミを弾こう

一番初めと同じように、写真を見ながら「ドレミファソラシド」を弾いてみましょう。

初めての音階ドレミ 写真 初め

♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪

TAB譜・指板図・写真を見ながら「ドレミファソラシド」を弾いてみましたが、どれがわかりやすかったでしょうか。

次は、少しレベルアップして、開放弦を使わずに「ドレミファソラシド」を弾いてみましょう。

開放弦を使わずドレミを弾いてみよう

開放弦を使わずに「ドレミファソラシド」を弾きます。

左手の人差し指〜小指まで4本の指を使うので、弾けるようになったらワンランク、レベルアップです。

開放弦を使わずにドレミを弾こう【TAB譜】

初めての音階ドレミ TAB譜 開放弦なし

開放弦を使わずにドレミを弾こう【指板図】

初めての音階ドレミ 指板図 開放弦なし

開放弦を使わずにドレミを弾こう【写真】

初めての音階ドレミ 写真 開放弦なし

♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪

今回は開放弦を使わずに「ドレミファソラシド」を弾いてみましたが、TAB譜・指板図・写真のどれがわかりやすかったでしょうか。

次はさらなるレベルアップのために、ハイポジションで「ドレミファソラシド」を弾いてみましょう。

ハイポジションでドレミを弾いてみよう

ギターの上手い人が、ハイポジションで弾いている姿はカッコイイですね。

ハイポジションとローポジションは、厳密に決まっているわけではありませんが、ここではローポジションはナットから3フレットくらいまで、ハイポジションはそれよりボディ側だと思ってください。

初めての音階ドレミ ハイポジションとローポジション

指板図で、ハイポジションの「ドレミファソラシド」を見てみましょう。

初めての音階ドレミ 指板図 ハイポジション

6弦8フレットから弾き始めると、1弦までの間に「ドレミファソラシド」が2回分入ります。つまり、ハイポジションでは、左手の位置を変えずに2オクターブ分のドレミが弾けるのです。

この図では無駄な余白が多いので、通常は弦を押さえるところを中心にズームアップします。

では、実際にハイポジションで「ドレミファソラシド」を弾いてみましょう。

ハイポジションでドレミ【1オクターブ】

まずは、TAB譜・指板図・写真を見ながら、初めの1オクターブを弾いてみましょう。

初めての音階ドレミ TAB譜 ハイポジション 前半
初めての音階ドレミ 指板図 ハイポジション 前半
初めての音階ドレミ 写真 ハイポジション 前半

かなり難しかったと思いますが、うまく弾けたでしょうか?

最初の「ド」は、6弦の8フレットですが、中指で押さえられましたか。また、小指で押さえる6弦10フレットの「レ」は、音がきれいに出ましたか。

この後は、2オクターブ分の「ドレミファソラシド」に挑戦します。がんばってください。

ハイポジションでドレミ【2オクターブ】

初めての音階ドレミ TAB譜 ハイポジション 2オクターブ
初めての音階ドレミ 指板図 ハイポジション 2オクターブ
初めての音階ドレミ 写真 ハイポジション 2オクターブ(1)
初めての音階ドレミ 写真 ハイポジション 2オクターブ(2)

どうでしたか、うまく弾けましたか。

ハイポジションの「ドレミファソラシド」は難しかったと思いますが、ギター上達のためにはとてもいい練習になります。

今はつっかえてしまうかも知れませんが、練習を続けていればいつかはスラスラと弾けるようになりますので頑張りましょう。

まとめ:ギターで初めての音階ドレミ!写真・指板図・タブ譜で超簡単

ここまで、ギターを初めて持った人が、簡単に「ドレミファソラシド」を弾くための解説をしてきました。

ギターで初めてのドレミを弾こう

ギターのための楽譜

 TAB譜の見方を知ろう
 指板図の見方を知ろう

楽譜を見ながらドレミを弾いてみよう
 【TAB譜】を見ながらドレミを弾こう
 【指板図】を見ながらドレミを弾こう
 【写真】を見ながらドレミを弾こう

開放弦を使わずドレミを弾いてみよう
 開放弦を使わずにドレミを弾こう【TAB譜】
 開放弦を使わずにドレミを弾こう【指板図】
 開放弦を使わずにドレミを弾こう【写真】

ハイポジションでドレミを弾いてみよう
 ハイポジションでドレミ【1オクターブ】
 ハイポジションでドレミ【2オクターブ】

ギターの「ド」がどこにあるのか、「ドレミファソラシド」はどうやって弾くのか、理解できたと思います。

ギターは生涯続けていける楽しい楽器です。どうぞこれからもギターを楽しんでください。応援しています。

この記事があなたの一助になれば幸いです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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