「ギターで弾き語りするのに適した1980年代の邦楽を10曲教えてください」
このようにChatGPTに尋ねたところ、爆笑のオススメ曲が並びました。
どうぞ最後までお読みいただき、一緒に笑えたら嬉しいです。
もくじ
ChatGPTが勧めた80年代の弾き語り邦楽
さて、早速ChatGPTが勧めた1980年代の弾き語り曲をみてください。
1980年代のギターで弾き語りに適した邦楽曲を以下に10曲ご紹介します:
ChatGPTより
「瞳はダイアモンド」 – RCサクセション (1980)
「やさしさで溢れるように」 – JUJU (1981)
「涙のキッス」 – 松田聖子 (1985)
「プライベート・ヒーロー」 – 荒井一郎 (1982)
「時をかける少女」 – 坂本龍一 (1983)
「渚のバルコニー」 – 松原のぶえ (1983)
「もう恋なんてしない」 – 桑田佳祐 (1984)
「恋におちて -Fall in Love-」 – 小林明子 (1985)
「翼をください」 – 高橋真梨子 (1986)
「CITY LIGHTS ~城市之光~」 – ウルフルズ (1989)
これらの曲は1980年代の邦楽シーンで人気を博した曲であり、ギターで弾き語りにもぴったりです。お楽しみに!
スラスラと出てきたので、「あと10曲教えてください」とさらにお願いしました。
すると、次のリストが出てきました。
1980年代のギターで弾き語りに適した邦楽曲をさらに10曲ご紹介します:
ChatGPTより
「プラスティック・ラブ」 – 竹内まりや (1980)
「大都市 〜セントラル・パーク〜」 – シャネルズ (1981)
「熱くなれ」 – 少年隊 (1985)
「遠くで汽笛を聞きながら」 – 吉田拓郎 (1980)
「恋人も浸る街角」 – 吉田拓郎 (1981)
「夏の日の午後」 – 松山千春 (1985)
「壊れかけのラジオ」 – 小泉今日子 (1982)
「北ウィング」 – 井上陽水 (1982)
「ダンシング・ヒーロー (Eat You Up)」 – 松田聖子 (1984)
“おお!「どこのクイーン」 – ウルフルズ (1987)
これらの曲も1980年代の邦楽シーンで人気を博した曲で、ギターで弾き語りで楽しめる曲ばかりです。お楽しみに!
これもスラスラと出てきました。
20曲もあれば、この中から私のギター教室の生徒さんにお勧めできる曲があるだろうと思いました。
私のギター教室に来ている生徒さんの年代がわかりますね・・(^_^;)
しかし・・・
よくよく曲名とアーティスト名を見てみると、爆笑してしまいました。
ChatGPTが提案した爆笑の曲
まず初めに気がついたのがコレ!
「遠くで汽笛を聞きながら」 – 吉田拓郎 (1980)
ええっ?! 吉田拓郎がアリスの曲を歌っていたのか?
想像して、思わず笑ってしまいました。
不思議に思いインターネットで色々調べましたが、吉田拓郎が「遠くで汽笛を聞きながら」を歌ったという事実はみつかりませんでした。
また、「遠くで汽笛を聞きながら」は1976年発表の曲のようです。
次に、そのすぐ下にある曲に目が釘付けに!
「恋人も浸る街角」 – 吉田拓郎 (1981)
あの有名俳優である中村雅俊のヒット曲を吉田拓郎が歌った?
そんな話、聞いたことありません!
あれれ? 題名が変ですよ・・似てるけど・・
中村雅俊が歌った歌は「恋人も濡れる街角」のはず。
ウィキペディアで調べてみると、確かに「恋人も濡れる街角」です。
ところが、ChatGPTが提案した曲は「恋人も浸る街角」です。
では、「恋人も浸る街角」は実在する曲なのでしょうか?
確認のためJASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)で検索をしてみました。
すると、
検索条件に該当するデータが見つかりませんでした。
というメッセージが!
ChatGPTが、架空の曲を提案してきたのか。それともギャグか?
もう笑うしかありません。(^_^)v
ChatGPTが提案した爆笑曲の数々
その他にも、この人がその曲を歌う姿を想像すると、どうしても笑ってしまう曲がたくさんありました。
「壊れかけのラジオ」 – 小泉今日子 (1982)
これは、1990年に発売された德永英明の10枚目のシングルでしょうか。
いえいえ!
それは「壊れかけのRadio」で、Radioは「レディオ」と読みます。
そんな架空の曲を、よりによって小泉今日子が歌う?
笑うしかありません。(^^;)
「北ウィング」 – 井上陽水 (1982)
確かに「北ウィング」という題名の曲はあります。
寺尾聰と中森明菜が歌っていますが、この2曲は全く別の曲です。
さて、このどちらの曲を井上陽水が歌っているのでしょうか?
おそらく中森明菜の方でしょう。
なぜならば、井上陽水は「飾りじゃないのよ涙は」という曲を中森明菜のために作っているからです。
しかし、「北ウィング」は井上陽水が作った曲ではありません。
作詞は康珍化、作曲は林哲司です。
ChatGPTが提案したこの「北ウィング」、アーティストが井上陽水というのは、絶妙なちぐはぐ感があって、やはり笑うしかありません。(ToT)
「ダンシング・ヒーロー (Eat You Up)」 – 松田聖子 (1984)
この曲は、間違いなく荻野目洋子でしょう。
松田聖子とダンシング・ヒーローを並べて検索しても、情報は出てきません。
ChatGPTは、この曲を「ギターで弾き語りに適した邦楽曲」として提案してきました。
もうホントに笑うしかありませんよ。(^^;)
「夏の日の午後」 – 松山千春 (1985)
この曲は、岡村孝子が1986年に発表した曲で、TVドラマ『恋とオムレツ』の主題歌です。
松山千春が歌ったのでしょうか?
やはり、そのような事実はなかったようです。(>_<)
なぜか正しい情報の曲もあり
これほどトンチンカンな曲を数々提案してきたChatGPTですが、まともな曲もありました。
「恋におちて -Fall in Love-」 – 小林明子 (1985)
この曲は、1985年に発売された小林明子のデビュー曲です。
TVドラマ『金曜日の妻たちへ』、通称『金妻(きんつま)』の主題歌になった曲なので、当時相当売れました。
「プラスティック・ラブ」 – 竹内まりや (1980)
この曲も実存していて、竹内まりやが歌っています。
ただし、発表されたのは1984年だそうです。
ChatGPTの謝罪と言い訳
間違った情報が提供された理由が知りたくなったので、直接ChatGPTに尋ねてみました。
(私の質問)なぜ、このように間違った情報の曲が数多く提案されたのでしょうか?
(ChatGPTからの回答)
申し訳ありません、提供した情報に不正確な曲が含まれていたことをお詫び申し上げます。私の回答は、適切な情報を提供することを目指していますが、時に誤った情報やミスが発生することもあります。情報の正確性を確保するために、より努力を重ねていきます。ご理解いただければ幸いです。
ChatGPTより
私は、間違った情報を提案したことに対する謝罪を求めたのではありません。
間違った情報を提案してしまった理由を知りたかったのです。
そこで、同じ質問をもう一度しました。
すると、今度は理由を説明してくれました。
私は大量のデータから学習したAIですが、時に正確な情報を提供できない場合があります。情報の提供は、私が学習したデータやユーザーからの入力に基づいていますが、その過程で誤った情報やミスが混入する可能性があります。
ミスや間違った情報が提案される理由としては、以下のような要因が考えられます:
- データの限定:私は2021年までの情報を学習しており、それ以降のアップデートや変更については把握していません。そのため、最新の情報や変更点が反映されていない可能性があります。
- 適用範囲の限定:私は様々なトピックやジャンルに関する情報を学習していますが、特定の分野や詳細な情報に関しては限定的な知識しか持っていない場合があります。特に、音楽の曲やアーティストに関する情報は多岐にわたるため、完全な正確性を保証することは難しいです。
- ユーザーからの入力の影響:私はユーザーからの入力を元に回答を生成していますが、その際に誤った情報が混入する可能性があります。例えば、誤ったデータや誤解を招く質問などが与えられた場合、それに基づいて回答を生成してしまうことがあります。
私は常に正確な情報を提供することを目指していますが、完璧ではありません。ご利用者の皆様には、私の回答を参考とする際には、他の信頼できる情報源と照らし合わせて検証していただくことをおすすめします。
ChatGPTより
今のところChatGPTをこれ以上追求しても無駄だと思ったので、さらなる質問はしていません。
ただ言えることは、ChatGPTは完璧ではないということ、ChatGPTの提案を鵜呑みにしてはいけないということです。
まとめ:爆笑!ChatGPTが勧めた80年代のギター弾き語り曲
ここまで、ChatGPTが勧めた80年代の爆笑「弾き語り曲」について紹介してきました。
どうでしたか? 笑っていただけましたか?
しかし、初めはゲラゲラ笑っていましたが、だんだん笑えなくなってきました。
これだけ間違った情報を提供するのが、今のChatGPTです。
今回のことを通して、私はChatGPTとの付き合い方を考えさせられました。
この記事があなたの一助になれば幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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