「ギターは買ったけど、どんな曲から練習したらいのかわからない!」
そんなギター初心者の方が、一番最初に弾くべき練習曲を集めました。
この練習曲は、弾ける喜びを味わいながら、確実に上達することができるので、ぜひ挑戦してください。
もくじ
ギター初心者が一番最初に弾くおすすめの練習曲!
おすすめの練習曲は、小学校の音楽の時間に歌ったことがある誰でも知っている曲です。
一番最初に弾くおすすめの練習曲
- どんぐりころころ
- 紅葉(もみじ)
- 春の小川
- 七つの子
- 赤い靴
楽譜は、ギターコードと歌詞だけの「コード譜」です。音符はありません。難しいコードは省いて、簡単に弾けるようにしています。
また、記事の最後に、横長の「パソコン・タブレット用コード譜」を掲載しているので、必要に応じてご活用ください。
2種類のコード譜とカポタストの使用
どの曲も2種類のコード譜を用意しています。練習のために両方のコード譜に挑戦してください。
カポタストをつけた方が弦高が下がるので、コードが押さえやすくなります。そのため、カポタストをつけて弾くことをオススメします。
カポタストをつけるフレットは、自分が歌う声の高さに合わせるのがベストです。「歌い出しの音」をタイトル横に表示していますので、それを参考にカポタストをつけるフレットを調整してください。
カポタストをつけていなくても音が高いときは、歌い始めの音を1オクターブ下げてください。その後、カポタストを2フレットにつけて音の高さを確認します。それでも低いときは、カポタストを3フレットにつけて試します。
このように、カポタストをつける位置を2→3→4→5→6→7フレットと上げていき、歌いやすい高さをみつけてください。
右手の弾き方
右手の弾き方は、基本的にコードストロークのみです。
まずは、1小節で4回ダウン・ストロークするパターンがいいでしょう。
慣れてきたら、アップ・ストロークを入れたパターンにも挑戦してください。
大切なことは、同じテンポで弾き続けることです。特に、コード変更のときに間延びしないようにしましょう。
テンポを一定に保つために、テンポ60とテンポ90のサンプル音源(メロディーのみ)をつけています。初めは、ゆっくりなテンポ60で練習してください。慣れてきたらテンポ90にも挑戦しましょう。
なお、サンプル音源を再生するとスピーカーから音が出ますので、ボリュームに注意してください。
それでは、実際に練習曲を弾いていきましょう。
練習曲「どんぐりころころ」
3つのコードだけで弾けるこの曲は、初めに練習するのに適した曲です。全てオープンコードで弾くことができます。
オープンコードとは開放弦の音を使ったコードのことで、ローコードともいいます。
曲の最後「いっしょに あそびましょう」のところでは、1拍ずつコードが変わりますので、スムーズにコード変更できるように練習しましょう。
Key-G【G D C】
音源を再生するとスピーカーから音が出るので、ボリュームに注意してください。(以下同様)
サンプル音源[テンポ60]
サンプル音源[テンポ90]
Key-D【D A G】
サンプル音源[テンポ60]
サンプル音源[テンポ90]
練習曲「紅葉(もみじ)」
使用するコードは3つだけですが、頻繁にコードが変わるので、コード変更の練習に最適です。
コード譜2段目最後のところは1拍ずつコードが変わりますので、テンポに気をつけて弾きましょう。
Key-Cのコード譜では、バレーコードFが出てきますが、省略することができます。省略するときは、Cコードを続けて弾きましょう。
バレーコードとは、左手人差し指で全弦をおさえるコードのことです。ギターを始めたばかりの初心者がつまずくコードなので、他のコードが楽に押さえられるようになってから挑戦してください。
Key-C【C G (F)】
このコード譜では、2小節ごとに縦線を入れています。
サンプル音源[テンポ60]
サンプル音源[テンポ90]
Key-D【D A G】
このコード譜では、2小節ごとに縦線を入れています。
サンプル音源[テンポ60]
サンプル音源[テンポ90]
練習曲「春の小川」
ゆったりとしたテンポの曲です。そのため、コード変更もゆっくりとできます。
まずは、Key-Gのコード譜で練習してください。使用コードは、オープンコードのみです。
Key-Cのコード譜では、初心者にとって難敵のバレーコードFが出てきます。
バレーコードは、ギターを始めたばかりの初心者がつまずくコードなので、他のコードが楽に押さえられるようになってから挑戦してください。
Key-G【G C D D7 Em】
サンプル音源[テンポ60]
サンプル音源[テンポ90]
Key-C【C F G G7 Am】
サンプル音源[テンポ60]
サンプル音源[テンポ90]
練習曲「七つの子」
5つのコードを使って弾く曲です。
違うタイプのコードなので、リズムを崩さずスムーズにコード変更できるように練習しましょう。
Key-Cのコード譜では、バレーコードFが出てきますが、省略することができます。Fコードを省略すれば、全てオープンコードになります。
Key-G【G D Em Am C】
サンプル音源[テンポ60]
サンプル音源[テンポ90]
Key-C【C G Am Dm F】
サンプル音源[テンポ60]
サンプル音源[テンポ90]
練習曲「赤い靴」
暗い感じがするマイナー調の曲です。
1番が終わった後のE7またはB7は、2番へ行くためのコードです。歌い終わりのときは弾きません。
Key-Emのコード譜では、B7が出てきます。4本の指を使うので、ローコードの中でも押さえづらいコードです。全ての弦の音が出るように練習してください。
Key-Am【Am Dm E7】
サンプル音源[テンポ60]
サンプル音源[テンポ90]
Key-Em【Em Am B7】
サンプル音源[テンポ60]
サンプル音源[テンポ90]
パソコン・タブレット用コード譜
パソコンやタブレットで見やすいように、横長のコード譜を掲載します。
文字が小さいときは、表示を拡大すると見やすくなります。
練習曲「どんぐりころころ」
練習曲「紅葉(もみじ)」
練習曲「春の小川」
練習曲「七つの子」
練習曲「赤い靴」
まとめ:ギター初心者が一番最初に弾くおすすめの練習曲!
この記事では、ギター初心者が一番最初に弾くのに最適な「おすすめの練習曲」のコード譜を掲載しました。
- どんぐりころころ
- 紅葉(もみじ)
- 春の小川
- 七つの子
- 赤い靴
比較的簡単なコードを使用しているので、初心者でも弾ける喜びを味わいながら、確実に上達することができるので、ぜひ挑戦してください。
この記事があなたの一助になれば幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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