アコギを弾くときの適切な爪の長さは左手と右手で違う!

Pocket

爪の長さ アイキャッチ画像

アコギを弾くとき、右利きの人は、左手で弦を押さえ、右手で弦をはじいて音を出しますね。

では、左手と右手の適切な爪の長さはどれくらいでしょうか。

この記事では、アコギを弾くときの適切な爪の長さを、右手と左手に分けて解説します。

「女爪」「男爪」爪を伸ばすことで起こる問題爪を守るための対策についても触れますので、どうぞ最後までお読みください。

→『カノンで学ぶギタテク8選』無料動画レッスンで、スライドとグリスのレッスンを開催中!

アコギを弾くときの適切な爪の長さ

アコギを弾くときは、左手と右手の役割が違います。

  • 左手:弦を押さえる
  • 右手:弦をはじく

左手と右手に分けて、適切な爪の長さについて解説します。

左手の適切な爪の長さ

弦を押さえる役割がある左手の爪は、できるだけ短くするのが基本です。

具体的には、下のイラストのように、肉の方が爪よりも先に出ていると弦が押さえやすくなります。

爪の長さ 左手イラスト

なぜならば、爪が長いと爪が指板に当たってしまい、指先の肉の部分で弦を押さえることが難しくなるからです。

爪の長さ 指板イラスト

このように、弦を押さえる役割の左手の爪は、できるだけ短く切っておきましょう。

しかし、どんなに短く切っても、爪の方が肉よりも先に出てしまう人がいます。いわゆる「女爪」の人です。

爪の長さ 男爪 女爪

横幅が広く短い爪を「男爪」、それに対し横幅が狭く長い爪を「女爪」と呼ぶそうですが、このような「女爪」の人はギターを弾くことができないのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

実際に「女爪」でギターを上手に弾いている人はたくさんいます。

ある程度の期間ギターを弾いていると、だんだん左手の指先が硬くなるとともに、指先の肉が大きくなっていくからです。

下の写真は、「女爪」の男性が初心者のときから使っているギターの指板です。

爪の長さ 削れた指板

ギターを始めて半年くらいは、爪が指板に当たっていたために削れてしまいました。

しかし、その後2年ほど経っても、指板の様子は変わっていません。つまり、爪が指板に当たらなくなったのです。

爪の写真を撮らせてもらいましたが、ギターを始める前は右手と同じだった左手の指先が、今では肉が爪よりも先に出ています。

爪の長さ 女爪の左指が大きくなっている写真

このように、「女爪」の人であっても、ギターを続けることで爪が指板に当たらなくなるので、「男爪」の人と同じようにギターを弾くことができます。

右手の適切な爪の長さ

弦をはじく役割の右手の爪は、弾き方によって適切な長さが違います。

  • ピック弾き:ピックを使って弦をはじく
  • 指弾き:指を使って弦をはじく

それぞれ解説します。

・ピック弾きのときの適切な爪の長さ

ピックを使って弦をはじくときは、右手の爪の長さはあまり気にしなくてもいいでしょう。

なぜならば、爪で弦をはじかないからです。

しかし、ピックを持たなければならないので、爪がピックに当たると、ピックが安定しなくなります。

爪がピックに当たらないのであれば、ある程度長くても問題ありません。

爪の長さ ピックの持ち方

・指弾きのときの適切な爪の長さ

指を使って弦をはじく指弾きのときは、右手の爪の長さは重要になります。

爪の長さによって、音色が違うからです。

爪で弦をはじくと、音色はシャープになり、ボリュームも大きくなります。

指の肉で弦をはじくと、やわらかく温かみのある音色ですが、ボリュームは小さめです。

どちらがいいというわけではなく、好みの問題です。

では、爪で弦をはじくとき、爪の長さはどのくらいが適切でしょうか。

私の場合はこの写真のようにしています。

爪の長さ 右手の爪写真

私はシャープな音色が好みなので、人差し指・中指・薬指の爪を伸ばして、爪で弦をはじきます。

これ以上長くすると、爪が弦にひっかかって弾きづらくなるので、この程度の長さが丁度いいです。

小指の爪は短く切っています。指弾きのとき、小指はボディにつけることが多いので、爪が長いと安定しないだけでなく、ギターに傷がついてしまうからです。

具体的な長さですが、手のひらの方から見て、爪が指先より1〜1.5mmほど出ているときが最も弾きやすいと感じています。

爪の長さ 右手の爪写真2

私は、親指の爪は伸ばしていません。

親指の肉で弦をはじく低い音は、爪で弦をはじく高い音とバランスがいいと思うからです。

親指ではじく音を強調したいときは、サムピックを使うようにしています。

爪の長さ 右手の親指

また、親指の爪で弦をはじくためには、他の指よりも長く伸ばさなければ爪が弦に届きません。

そうなると、普段の生活で爪がひっかかることがあるので、不便を感じます。

このことも、親指の爪を伸ばさない理由のひとつです。

→【初心者】基礎を固めて飛躍的に上達するための全11回無料動画レッスン「ギター上達のコツ」を公開中!

爪を伸ばすことで起こる問題

右手の爪を伸ばすと、ギターの音色はシャープになりますが、問題が起こることがあります。

たとえば、爪が長いために、できなくなるスポーツがあります。野球やバレーボールなどの手でボールを扱うスポーツや、柔道やレスリングなどの組み合うスポーツです。

爪の長さ 手を使うスポーツ

また、食品を扱う仕事をしている人は、衛生面を考慮して爪を伸ばせない場合があります。お寿司屋さんなどは、わかりやすい例ですね。

爪の長さ 寿司屋

さらに、パソコンなどのキーボード入力がやりにくくなったり、ピアノが弾きづらくなったりもします。

爪の長さ キーボード

このように、爪を長くすることで起こる問題を知った上で、爪を伸ばすかどうかを考えるようにしましょう。

→【ギターを習得する無料レッスン】教則本には書いていない失敗例を含む詳しいギター講座!全15回・5時間18分の動画レッスンを受け取る

爪を守るための対策

爪を伸ばすと割れやすくなるので、事前に爪を守るための対策をしておきましょう。

爪が割れたまま放置すると、思わぬ大けがにつながることがあるので、注意が必要です。

もっとも基本的で簡単な対策方法は、ネイルファイルと呼ばれる爪用のヤスリを持っておくことです。

爪の長さ ネイルファイル

爪が少しでも傷ついたり割れたりしたら、ネイルファイルで直ちに修復します。

ちなみに私は、目が細かいヤスリがついている爪切りを常に持っています。このような爪切りならば、たいていのことに対処できます。

目が粗いヤスリでは、爪が短くなり過ぎたり、削った跡が荒かったりするので、オススメしません。

爪の長さ 爪切り

爪が弱い人は、爪を強くする対策をしていた方がいいでしょう。

マニキュアのように、爪に直接塗るネイル補強剤がたくさんあります。

爪の長さ マニキュア

グラスネイルという商品の中には、ギターを弾く人のために開発されたものがあり、プロのギタリストも使っています。

このように、爪を伸ばしたことで起こる問題に備えておけば、楽しくギターを弾くことができます。

→【初心者】上達を遅らせる悪いクセがつく前に「ギター上達のコツ」全11回の無料動画レッスンを受けませんか?

まとめ:アコギを弾くときの適切な爪の長さは左手と右手で違う!

ここまで、アコギを弾くときの適切な爪の長さについて、左手と右手に分けて解説してきました。

アコギを弾くときの適切な爪の長さ
 左手の適切な爪の長さ
 右手の適切な爪の長さ
  ・ピック弾きのときの適切な爪の長さ
  ・指弾きのときの適切な爪の長さ
爪を伸ばすことで起こる問題
爪を守るための対策

ギターは左手と右手の役割が違うので、適切な爪の長さも違います。

ギターを弾く前には左手と右手の爪の長さを確認し、問題があれば対処しておきましょう。

→『カノンで学ぶギタテク8選』無料動画レッスンで、スライドとグリスのレッスンを開催中!

この記事があなたの一助になれば幸いです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

カノンで学ぶギタテク8選

ソロギターで使えるテクニック8選

11-lessons.jpg

関連記事

ギターの弦は毎回緩める?両論の根拠と45年以上の経験談

クラシックギターの弦交換!チューニングが安定する替え方

ギターで初めての指弾きアルペジオ!弾き方と基本パターン[動画あり]

ギター指弾きアルペジオ&スリーフィンガー!基本パターンを解説

ギターの才能やセンスとは?才能がある人はどんな人か?