弾いてみた・弾き語りでYouTube収益化の仕組と条件、収益額[2023]

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ギター愛を収益に変えたいあなたへ

  • YouTubeで「ギター弾いてみた」動画を投稿し、収益化を目指したいけど、具体的な方法や条件がわからない。
  • 収益化条件が緩和された今こそ、夢への第一歩を踏み出したい。

そう思っているなら、今がチャンスです。

実は、ギター動画で収益化できる可能性は十分にあります。

なぜなら、2023年6月、YouTubeの収益化条件が緩和され、より多くのクリエイターにとってチャンスが広がったからです。

あなたのギター演奏が、誰かの心を動かし、収益につながる可能性を秘めています。

私は、ギター歴50年の現役ギター講師です。これまで培ってきた経験と知識をもとに、ギター動画で収益化を実現するための方法を徹底解説します。

この記事では、

  • YouTubeのギター動画で収益を得られる仕組み
  • 2023年最新版の収益化条件
  • 収益額の目安
  • 収益化までの具体的なステップ

これらの情報をわかりやすく解説し、あなたのギターチャンネルを成功へと導きます。

正しい知識と戦略を身につけることで、ギター動画で収益化を実現することは可能です。

この記事を参考に、あなたの夢を叶えるための第一歩を踏み出してください。

舞台は整いました。

さあ、あなただけのギターストーリーを奏でましょう!

2023年6月にYouTubeの収益化条件が緩和されるニュースが飛び込んできましたので、赤字で追記しています。

「ギター弾いてみた」動画でYouTubeから収益を得る仕組み

「ギター弾いてみた」の動画作成者が、YouTubeから収益を得る仕組みを簡単なイラストにしました。

YouTube収益化 仕組み

広告を出したい企業は、YouTubeにお金を払って広告掲載の依頼をします。

そして、動画作成者は、自分の動画に広告が表示される対価として、広告掲載費をもらいます。

この仕組みは、民放のテレビ局が番組を作り、その合間にCMを流すことで収益を得ることと同じです。

「ギター弾いてみた」動画でYouTubeから収益を得る条件

YouTube収益化 条件

YouTubeのホームページにはヘルプセンターがあり、その中に「YouTubeで収益を得るには」というページがあります。

そこには、「YouTube パートナープログラムへの参加を申請して承認されると、YouTube で収益を得ることができます。」と書かれています。

そこで、「YouTube パートナープログラム」について調べてみました。

プログラム参加条件を満たす方法

「YouTube パートナープログラム」に参加する条件があります。

  1. チャンネル登録者数が 1,000 人以上、かつ有効な公開動画の総再生時間が直近の 12 か月間で 4,000 時間以上である。または
  2. チャンネル登録者数が 1,000 人以上、かつ有効な公開ショート動画の視聴回数が直近の 90 日間で 1,000 万回以上である。
ユーチューブヘルプセンターより引用

チャンネル登録者数

YouTube収益化 チャンネル登録

YouTube パートナープログラムに申し込むためには、チャンネル登録者数が1,000人以上にならなければなりません。

もし、チャンネル登録してもらえる確率が10%だとしたら、1万人以上の人に動画を見てもらう必要があります。

動画再生時間または再生回数

YouTube収益化 動画再生時間

作った動画が1年間で4,000時間以上再生されないと、YouTube パートナープログラムへの申し込みができません。

1年間で4,000時間といわれてもピンとこないので、1日では何時間なのかを計算してみました。

4,000時間 ÷ 365日 = 約11時間/日

つまり、1日平均11時間も動画が再生されないとダメなんですね。

11本の動画をもっていたとしたら、1本当たり1日1時間の再生が必要です。

110本の動画をもっていたとしても、1本当たり1日6分の再生が必要になります。

110本の動画本数は、3日に1本のペースで動画を作っても、丸1年かかる計算です。それが全て、毎日6分以上再生されないと1年間で4,000時間に達しません。

ショート動画の場合は、直近の90日間で1,000万回以上の再生がなければ、YouTube パートナープログラムへの申し込みができません。

90日間で1,000万回といわれてもピンとこないので、1日では何回なのかを計算してみました。

1,000万回 ÷ 90日 = 約11万回/日

つまり、1日平均11万回も動画が再生されないとダメなんですね。

110本の動画をもっていたとしたら、1本当たり毎日1,000回以上の再生が必要になります。

「チャンネル登録者数1,000人以上」「1年間で4,000時間以上の再生時間」または「90日間で1,000万回以上の再生回数」は、とてつもなく高い壁といっていいでしょう。

YouTubeの収益化条件が緩和される?!

2023年6月にYouTubeの収益化条件が緩和されるというニュースが飛び込んできました。

YouTubeパートナープログラムの最低参加要件は次の通りです。

・チャンネル登録者数は500人以上

・90日間に動画公開3本以上

・1年間の動画再生時間は3,000時間以上

・90日間のショート動画の視聴回数は300万回以上

これまでの最低参加要件はこれです。

・チャンネル登録者数は1,000人以上

・1年間の動画再生時間は4,000時間以上

・90日間のショート動画の視聴回数は1,000万回以上

大幅に条件が緩和されましたね。

では次に、YouTubeパートナープログラムの参加に必要な前提条件を見ていきましょう。

プログラム参加に必要な前提条件

YouTube収益化 条件 パートナープログラム

YouTubeパートナープログラムの説明ページには、プログラム参加に必要な前提条件が書かれています。

1. YouTube のチャンネル収益化ポリシーに準拠している。
2. YouTube パートナー プログラムを利用可能な国や地域に居住している。
3. チャンネルに有効なコミュニティ ガイドラインの違反警告がない。
4. Google アカウントで 2 段階認証プロセスがオンになっている。
5. YouTube の上級者向け機能の利用資格がある。
6. チャンネルにリンクする有効な AdSense アカウントを 1 つ持っている。

ユーチューブヘルプセンターより引用

6つの要件がありますが、「ギター弾いてみた」動画がそれぞれの要件を満たしているのか、ひとつずつ確認しました。

1. YouTube のチャンネル収益化ポリシーに準拠している。

「チャンネル収益化ポリシー」には、次の5つのことが挙げられています。

・YouTube のコミュニティガイドライン
・利用規約
・著作権
・権利処理に関する変更のポリシー
・Google AdSense プログラムポリシー

・YouTube のコミュニティガイドライン
YouTube収益化 ガイドライン

コミュニティガイドラインの「概要」には次のように書かれています。

私たちのポリシーは、クリエイターに幅広い経験や視点を共有する自由を与えながら、YouTube をより安全なコミュニティにすることを目的としています。

ユーチューブヘルプセンターより引用

要するに、YouTubeを使う人達が安全・自由であることを目的に、コミュニティガイドラインが作られているということのようです。

「ギター弾いてみた」動画なら、このガイドラインは満たしているでしょう。

・利用規約

利用規約には詳細な規約が書かれていますが、ここでは項目だけを抜粋します。

YouTube へようこそ
本サービスの利用者
本サービスの利用
お客様のコンテンツと行動
アカウントの停止と解除
本サービスで使用するソフトウェアについて
その他の法的条項
本契約について

ユーチューブヘルプセンターより引用

特別に変なことをしなければ、問題はないと思います。

・著作権
YouTube収益化 コピーライト

ここでは著作権のルールが示されています。

クリエイターは、自作の動画または必要な許諾を得た動画のみアップロードできます。つまり、必要な許諾を受けずに自作ではない動画をアップロードしたり、他者が著作権を所有しているコンテンツ(音楽トラック、著作権保護された番組の一部、他のユーザーが作成した動画など)を自分の動画で使用したりすることはできません。

ユーチューブヘルプセンターより引用

自分で演奏した動画(音源・歌詞)なら、特別な許可を得ずにYouTubeで公開することができます。

なぜならば、YouTubeはJASRACと許諾契約を締結しているからです。

YouTubeと著作権については、この記事で解説しています。

ユーチューブ公開したギター演奏動画は著作権侵害か?

・権利処理に関する変更のポリシー

ここでは、アップロードする動画の権利について書いてあります。

クリエイターは YouTube にアップロードするコンテンツに関して必要なすべての権利を所有している必要があります。所有していない権利に関しては、コンテンツの権利所有者から必要なすべての法的権限を取得する必要があります。

ユーチューブヘルプセンターより引用

ようするに、アップロードする動画に著作権の侵害があってはならないということです。

上の「著作権」と似たような内容です。

・Google AdSense プログラムポリシー

ここでは、自分の動画に表示される広告を自分でクリックしてはいけないこと、動画を見ている人に広告をクリックすることを促していけないことなどが示されています。

以上のことから、「ギター弾いてみた」動画はチャンネル収益化ポリシーを遵守しているといっていいでしょう。

2. YouTube パートナー プログラムを利用可能な国や地域に居住している。

YouTube収益化 居住地

YouTube パートナープログラム利用資格の最小要件の2つ目は、居住地についてです。

YouTubeヘルプセンターには、YouTube パートナープログラムに申し込みできる国と地域が全部で121示されています。

その中に「日本」も入っているので、YouTube パートナープログラムに申し込みすることができます。

3. チャンネルに有効なコミュニティ ガイドラインの違反警告がない。

YouTube収益化 ガイドライン違反

YouTube パートナープログラム利用資格の最小要件の3つ目は、ガイドラインの違反についてです。

ここでは、コミュニティガイドラインの5つの違反が挙げられています。

・スパムと欺瞞行為:詐欺行為や虚偽はダメ
・デリケートなコンテンツ:ヌードや性的なものはダメ
・暴力的または危険なコンテンツ:いやがらせやいじめもダメ
・規制品:銃器などの販売はダメ
・誤った情報:誤解を招くものや虚偽のものはダメ

ユーチューブヘルプセンターより引用

「ギター弾いてみた」動画にデリケートなコンテンツや暴力的なコンテンツを使わなければ、コミュニティガイドラインの違反にはならないでしょう。

4. Googleアカウントで2段階認証プロセスがオンになっている。

Googleアカウントで2段階認証プロセスを設定すればOKです。

5. YouTubeの上級者向け機能の利用資格がある。

上級者向け機能: 積極的に活動しているほとんどのクリエイターは、上級者向け機能を初めて利用しようとする時点ですでに十分なチャンネル履歴があるため、自動的に承認されます。
新しいクリエイターや、上級者向け機能をすぐに利用したいクリエイターは、有効な身分証明書の提供による本人確認またはビデオ通話による確認を選択できます。

ユーチューブヘルプセンターより引用

YouTubeの上級者向け機能は、既に多くの動画を投稿していれば自動的に承認されるようです。

まだ動画をたくさん投稿していないのであれば、身分証明書またはビデオ通話による確認が必要になります。

6. チャンネルにリンクする有効なAdSenseアカウントを1つ持っている。

YouTubeパートナープログラム利用資格の最小要件の6つ目は、AdSenseアカウントについてです。

Google AdSenseのヘルプセンターには、AdSenseの仕組みが説明されているので一部抜粋します。

Google AdSense は、オンライン コンテンツから収益を得ることができるサイト運営者様向けのサービスです。コンテンツや訪問者に基づいて、関連する広告がサイトに表示されます。広告は、商品やサービスを宣伝する広告主によって作成され、費用が支払われます。広告の種類によって広告主が支払う金額が異なりますので、広告から得られる収益も異なります。

Google AdSense のヘルプセンター「AdSense の仕組み」より引用

GoogleのAdSenseアカウントを作るのは簡単なので、問題ないでしょう。

「ギター弾いてみた」動画でYouTubeから得られる収益額

「ギター弾いてみた」動画では、過去に他のアーティストが発表した曲を演奏しているので、基本的に『カバー曲』です。

カバー曲を演奏した動画から得られる収益は、その曲の著作権者(著作権を持っている人や団体)と分配されます。

分配の割合は公表されていませんが、著作権者の方がかなり多くの収益を得ているようです。

YouTube収益化 カバー曲

カバー曲であれば、再生回数は期待できますが、1曲当たりの単価が低くなるために、最終的に得られる収益額は微々たるものになっています。

ある方がYouTube上で話をされていましたが、250万回以上再生されたカバー動画からの収益額は0円だったそうです。

では、カバー曲ではなく自分で作詞作曲したオリジナル曲の場合はどうでしょうか?

結論からいうと、オリジナル曲の場合は、1曲当たりの単価はカバー曲より高くなるものの再生回数が伸びないので、やはり収益額を上げるのは難しいようです。

YouTube収益化 オリジナル曲

もちろん、何百万回も再生されれば収益を期待できますが、まったく無名なアーティストのオリジナル曲を聞いてくれる人がどれだけいるのでしょうか。

やはり、「ギター弾いてみた」動画でYouTubeから多額の収益を得るのは、とても難しいと言わざるを得ません・・・

YouTubeのヘルプページには、カバー曲の動画から収益を受け取ることについての説明がありますので抜粋して掲載します。

対象となるカバー曲の動画から収益を受け取る

YouTube パートナー プログラムに参加しているクリエイターは、収益化対象のカバー曲の動画に対し著作権を持つ音楽配信者が申し立てを行った場合であれば、これらの動画からの収益の分配を受けることができます。これらの動画からは、比例配分された収益が支払われます。

ユーチューブヘルプセンターより引用

まとめ:「ギター弾いてみた」でYouTube収益化の仕組と条件、収益額

YouTube収益化 稼ぐ

ここまで、「ギター弾いてみた」動画を作ってYouTubeで収益化する仕組みと条件、そしてその収益額について調べたことを解説してきました。

「ギター弾いてみた」動画を作ってYouTubeで稼ぐためには、YouTubeパートナープログラムへ参加を申請して承認されなければならないことがわかりました。

承認されるためにクリアしなければならない条件は、次の4つです。

・チャンネル登録者数は500人以上

・90日間に動画公開3本以上

・1年間の動画再生時間は3,000時間以上

・90日間のショート動画の視聴回数は300万回以上

この条件をクリアしたとしても、1曲単価が極めて少額なカバー曲でYouTubeで稼ぐのは非常に難しく、かといって誰も見てくれないオリジナル曲でも満足な収益は見込めません。

さて、あなたならどちらを選びますか?

・カバー曲で微々たる収益を得る
・オリジナル曲で高収益をねらう

どちらにしても、並大抵の努力では収益化できそうにありません。

しかし、実際に収益化している人はいます。

「ギター弾いてみた」動画で収入を得るのは、諦めずに継続した人だけに与えられるご褒美だといえるでしょう。

この記事があなたの一助になれば幸いです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

[情報は2023年6月現在のものです]

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